医療的ケア児への「支援の地域差大きい」 相談窓口の周知不足など課題共有 静岡でフォーラム
医療的ケア児者とその家族のつながりづくりを目的にしたフォーラム(静岡県社会福祉協議会主催)が18日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。支援者の報告や当事者を交えたパネル討論を通じて医療的ケア児者を取り巻く課題を共有し、必要な支援を探った。
長年、新生児科医として医療機関で勤務してきた浜松市医療的ケア児等相談支援センター長の大木茂氏は、障害児の成長や自立に社会が対応していない現状に触れ「親自身がキャリア構築や人生設計を考え、子どもは親以外と触れ合って自立した社会人になってほしい」と語った。その上で「いかに親子を離していくか、それぞれの支援者がこの課題で一致しないといけない」と訴えた。
当事者からは、学校への移動支援がないことによる保護者の負担や総括的な相談窓口の周知不足などが課題に挙がった。静岡県内でも支援の地域差は大きく、地域の中で行政や医療的ケア児等コーディネーターなどが、当事者と支援者をつなぐ役割を果たす必要性も浮き彫りになった。
フォーラムはオンラインを併用し、静岡県内の医療・福祉関係者など約160人が参加した。
長年、新生児科医として医療機関で勤務してきた浜松市医療的ケア児等相談支援センター長の大木茂氏は、障害児の成長や自立に社会が対応していない現状に触れ「親自身がキャリア構築や人生設計を考え、子どもは親以外と触れ合って自立した社会人になってほしい」と語った。その上で「いかに親子を離していくか、それぞれの支援者がこの課題で一致しないといけない」と訴えた。
当事者からは、学校への移動支援がないことによる保護者の負担や総括的な相談窓口の周知不足などが課題に挙がった。静岡県内でも支援の地域差は大きく、地域の中で行政や医療的ケア児等コーディネーターなどが、当事者と支援者をつなぐ役割を果たす必要性も浮き彫りになった。
フォーラムはオンラインを併用し、静岡県内の医療・福祉関係者など約160人が参加した。
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