絶滅危惧種「オニバス」ってどんな花? 静岡市・あさはた緑地で発見

2025/08/16 10:22 

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 静岡市葵区のあさはた緑地内にある「ふれあいの水辺」で、絶滅危惧種の「オニバス」が花を咲かせている。
 オニバスはスイレン科の1年生水草。閉じた花の内側に紫色の花弁が姿をのぞかせている。葉は円形で、直径30センチから1・5メートルほど。葉や茎などに多くの硬いトゲがあるのが特徴だ。環境保全などに取り組む市民団体「麻機ウェットランドクラブ」が、花の移植や草刈りなどの手入れを行ってきた。今年は昨年移植した花の種が発芽。緑地内で前年に移植した花から自然発芽したのは数年ぶりとなる。
 管理事務所によると、花は朝方に開きやすく、観察するにはその時間帯がおすすめ。見頃は9月いっぱいまで続くという。
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