人口減少全国ワースト3位 静岡県357万5704人に 外国人は8205人増

2025/08/07 08:55 

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 総務省が6日公表した1月1日時点の人口動態調査によると、外国人を含む静岡県の人口は前年から3万765人(0・85%)減の357万5704人だった。前年と同じ全国10位。減少数は北海道、兵庫県に次ぎ3番目に多い。死者と出生者の差である自然減の大きさが主な要因だ。
 内訳は日本人345万5593人(前年比3万8970人減)、外国人12万111人(同8205人増)。外国人は全国8番目に多い。日本人の減少数は自然減が3万1452人と大半を占める。転出入の差である社会減は7518人。
 5年前の2020年と比較した日本人の減少率は、21年0・62%、22年1・33%、23年2・24%、24年3・24%、25年4・32%と年々拡大している。
 市町別では長泉町が県内で唯一人口が増加し、177人増の4万3705人だった。静岡市は4961人減の67万2775人、浜松市は5061人減の78万3924人。静岡、浜松両市は全国の市区でそれぞれ9番目、7番目に減少数が多かった。
 減少率でみると川根本町が県内で最も高く3・50%で、西伊豆町2・97%、松崎町2・85%と続いた。
 県が毎月公表している推計人口では、6月1日時点で既に350万人を割り込み、349万8440人となっている。
静岡新聞

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