高校生が海外インターンへ!真夏のチャレンジで「自分試す」 ヤマハ発動機など静岡企業のアジア…

2025/07/21 09:25 

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 アジア圏に進出する静岡県内企業の拠点を高校生が訪問する「高校生海外インターンシップ事業」の8月実施を前に、県教委は20日、研修会を県庁で開いた。参加する県内の高校2年生28人が顔を合わせ、インターン本番に向けて気持ちを高めた。
 生徒たちは受け入れ先のヤマハ発動機、静岡鉄道、呉竹荘、ジヤトコ各社の国内工場などを事前に見学した上で、企業研究を深めてアジア圏にある海外拠点や提携先を訪れる。今回の研修ではグループごとに趣味や特技を明かし、「海外の生産現場や文化を知りたい」「視野を広げ、自分の適性を見つけたい」などと応募理由を語り合った。
 ヤマハ発動機の台湾拠点を訪れる浜松商業高2年の山崎りんさん(17)=磐田市=は「リーダーシップを伸ばしたい。想像できない環境で、自分を試せる機会として楽しみ」と語った。
 県教委の担当者は、県内も外国人労働者が増えているとして、「グローバル人材は海外だけでなく国内でも必要」と指摘。「チャレンジ精神を持って、インターンや普段の生活を過ごしてほしい」と呼びかけた。
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