浜松・細江神社の例大祭「祇園祭」 真っ赤な衣装の地元児童が神楽舞

2025/07/14 09:07 

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 浜松市浜名区細江町の細江神社の例大祭「祇園祭」が、同神社周辺で開幕した。初日は、ご神体を乗せたみこしを引いて町内を練り歩く神事「赤池神幸祭」や、地域住民らの祭り屋台の引き回しが華やかに行われた。
 湖西市新居町の角避比古(つのさくひこ)神社に祭られていたご神体が、二度の地震による津波で細江神社近くの赤池に流れ着いたとの言い伝えにまつわる行事。度重なる被害で無事だったため、地震厄よけの神様として知られる。
 神事には、地元児童や氏子総代ら約100人が参加し、太鼓の音に合わせて神社から赤池まで練り歩いた。赤池では、巫女(みこ)の深紅の衣装を身にまとった気賀小6年の女子児童5人が神楽舞を奉納。大石礼愛さん(12)は「1週間練習を頑張った。皆と息を合わせて舞うことができた」と笑みを浮かべた。
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