マダニ媒介の感染症 静岡市の60代女性が死亡 16日に発熱や倦怠感訴え入院、SFTSと診断

2025/06/25 08:42 

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 静岡市は24日、同市駿河区の60代女性が、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、死亡したと発表した。県内20例目。病院からの診断の届け出時点で死亡が報告された例は県内で初めて。
 女性は16日から発熱や倦怠(けんたい)感を訴え、19日に医療機関を受診し、入院した。SFTSと診断された23日中に死亡した。SFTSは1〜2週間の潜伏期間があり、女性への聞き取りが十分にできなかったため、感染経路の特定は難しいという。
静岡新聞

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