実弾入った拳銃をトイレに置き忘れ 静岡県警機動捜査隊の警部、職務中訪れた新東名PAで

2025/06/23 07:54 

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 静岡県警は22日、機動捜査隊に所属する40代の男性警部が、新東名高速道下りの掛川パーキングエリア(PA)の男性用個室トイレの棚に、実弾が入った拳銃1丁と収納ケースを一時置き忘れたと発表した。発見の通報を受け、男性警部が約25分後に同じ場所で回収したが、その間に使用されたり、実弾が抜き取られたりしたような形跡は確認できなかった。同隊の聞き取りに「失念してしまった」と話しているという。
 同隊によると、男性警部は同日午前4時半ごろ、窃盗捜査の職務中に同PAを訪れた。トイレを使った際に拳銃と収納ケースを棚に置き忘れて退室。その後トイレに入った利用客が棚に置かれた拳銃に気づき、同PA内の店舗従業員に知らせた。午前4時48分に警備会社を介して県警に通報があり、PA内にいた男性警部が無線で連絡を受けて回収したという。
 県警は「拳銃所持の重要性を再認識させ、再発防止の指導教養を徹底する」とのコメントを出した。
静岡新聞

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