磐田市で１１月８、９日に初開催する音楽フェス「磐田シーサイドドリームフェス」に向け、フェスをプロデュースするラグビー元日本代表の五郎丸歩さんと同市出身のＥＸＩＬＥ・ＡＫＩＲＡさんのトークショーが２１日、同市のららぽーと磐田で開かれた。２人はライブ以外にも多彩なプログラムを展開するフェスをＰＲし、「地域を盛り上げたい」と意欲を見せた。
　五郎丸さんは「たくさんの人に来てもらい、地域の皆さんにも住んでいてよかったと思ってほしい」とフェスへの思いを語った。「地元にいながらも、夢を実現できる世界観をつくっていきたい」として、フェスに先立って小学生〜高校生のダンスコンテストを開き、優勝チームにフェスのメインステージに出演してもらうことを説明した。
　ＡＫＩＲＡさんも「ここから日本、世界に羽ばたいてほしい。その架け橋的な役割を担えれば」と期待を寄せた。自身と同じ事務所ＬＤＨジャパンに所属するアーティストが多数出演することも紹介し、「自分の地元にこれだけの仲間が集まるのは感慨深い。みんなが磐田を盛り上げたいとの思いで賛同してくれた」と話した。
　抽選に当たった人とラグビーボールでパス交換したり、一緒にダンスをしたりするなど、２人と来場者が触れ合う場面もあった。
　チケットは、県西部の住民向け先行販売を２３日まで受け付けている。７月７日からは市がフェス向けのふるさと納税型クラウドファンディングを実施し、返礼品にチケットを選べる。一般先行販売は８月１日、一般販売は９月１日に始まる。