松崎特産の桜葉 緑鮮やかに大きく 収穫最盛期、特別支援学校生も参加

2025/06/19 08:49 

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 日本一の桜葉産地として知られる松崎町で、桜葉の収穫が最盛期を迎えている。18日は、農福連携事業の一環で、同町桜田の伊豆の国特別支援学校伊豆松崎分校の生徒が収穫作業に取り組んだ。
 生徒は町が借りる学校近くの畑で、一枚一枚丁寧に葉を摘み取った。参加した鈴木優斗さん(17)は「大きく元気に育っている。桜餅にして食べたい」と笑顔を見せた。
 同日、同町岩科南側の畑では貴志裕紀さん・優恵さん夫婦が収穫作業に汗を流した。裕紀さんは「5月に入り気温が上がったことで葉が大きく成長した」と喜んだ。収穫した桜葉は地元の塩漬け業者に出荷し、約半年漬けた後、主に桜餅に使用される。
 町によると、2024年度の生産量は2千万枚(40万束)。耕作面積は約5ヘクタールで、30軒ほどが生産を続けている。
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