「キャッツ」静岡県勢、圧巻のパフォーマンス 劇団四季公演23日に千秋楽
23日の千秋楽が迫る劇団四季ミュージカル「キャッツ」。10年ぶりの静岡ロングラン公演(静岡新聞社・静岡放送など主催)には公演前期に長老猫「オールドデュトロノミー」を演じた高井治さん(62)=浜松市出身=、赤毛のシャム猫「タントミール」の高田直美さん(33)=三島市出身=、物語終盤の鍵を握る子猫「シラバブ」役を務める山梨史奈さん(27)=静岡市清水区出身=の姿が。県勢3人は故郷で圧巻のパフォーマンスを見せた。
新聞広告を見て30代後半で劇団四季に入団した高井さんは同作でデビュー。同じく長老猫役で、声楽家としての経歴は生かせたがダンスでは周囲の動きをまねる毎日だった。今回は25年磨いたダンスと共に美しい低音を披露。「歌や演奏で生活していく夢を実現できた」と笑顔を見せた。
高田さんはダンスからミュージカルの道に進んだ。4歳からクラシックバレエを習い、小中高と続け海外留学を決めたことも。転機となったのは日大三島高時代に鑑賞した同作東京公演だった。「歌と芝居とバレエ。特にタントミールを目で追っていた」と懐古する。静岡公演でもダンスの中心を担い「生まれも育ちも静岡県。憧れの役で戻ってこられた」と胸を張った。
山梨さんは、小学6年生の時に参加したこどもミュージカルの演出家から「ミュージカル、向いてるよ」と声をかけられたことを役者人生の端緒と話す。清水南高から県外の音大に進み、劇団四季でのデビュー役は今と同じシラバブ。「自分がやっていいのかと驚きもあった」と振り返る。静岡で老猫グリザベラと共に同作の代表曲「メモリー」を可憐に歌い上げ「15年前に初めて演じた場所も市民文化会館だった。帰ってきたなという思いがある」とはにかんだ。
新聞広告を見て30代後半で劇団四季に入団した高井さんは同作でデビュー。同じく長老猫役で、声楽家としての経歴は生かせたがダンスでは周囲の動きをまねる毎日だった。今回は25年磨いたダンスと共に美しい低音を披露。「歌や演奏で生活していく夢を実現できた」と笑顔を見せた。
高田さんはダンスからミュージカルの道に進んだ。4歳からクラシックバレエを習い、小中高と続け海外留学を決めたことも。転機となったのは日大三島高時代に鑑賞した同作東京公演だった。「歌と芝居とバレエ。特にタントミールを目で追っていた」と懐古する。静岡公演でもダンスの中心を担い「生まれも育ちも静岡県。憧れの役で戻ってこられた」と胸を張った。
山梨さんは、小学6年生の時に参加したこどもミュージカルの演出家から「ミュージカル、向いてるよ」と声をかけられたことを役者人生の端緒と話す。清水南高から県外の音大に進み、劇団四季でのデビュー役は今と同じシラバブ。「自分がやっていいのかと驚きもあった」と振り返る。静岡で老猫グリザベラと共に同作の代表曲「メモリー」を可憐に歌い上げ「15年前に初めて演じた場所も市民文化会館だった。帰ってきたなという思いがある」とはにかんだ。
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