日モンゴル首脳、円借款供与で合意 石油備蓄協力などでも一致

2026/09/29 22:08 

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 高市早苗首相は29日、モンゴルのオチラル首相と官邸で会談した。安全保障や人工知能(AI)など新たな分野での協力を議論する方針で一致。モンゴルのチンギスハン国際空港の拡張のため、両政府は日本が約1583億円の円借款を供与することで合意した。

 高市首相は会談冒頭、「平和と繁栄のためにモンゴルとの協力関係を加速、強めていきたい」と述べた。オチラル氏は「日本が世界の平和と安定の維持、国際社会の発展に果たしてきた重要な役割と多大な貢献をモンゴルは高く評価する」と応じた。

 モンゴルは国境を接する中国とロシアの影響を大きく受ける一方、日本や米国などを「第三の隣国」として重視。茂木敏充外相が今月初旬にモンゴルを訪れるなど、両国では政府要人の往来が相次ぐ。

 両首脳は会談で、日本が主導するアジアのエネルギー協力の枠組み「パワー・アジア」を通じ、石油備蓄や再生可能エネルギーなどで協力することで一致。租税条約の締結に向けた交渉の早期開始も確認した。高市氏は北朝鮮による拉致問題へのモンゴル側の協力に謝意を示した。【野間口陽、原諒馬】

毎日新聞

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