再審制度巡り高市首相「私一人で決めていいことではない」

2026/04/27 12:13 

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 高市早苗首相は27日の参院予算委で、確定した刑事裁判をやり直す再審制度の改正議論を巡り、自身が最終判断を下すことに慎重な姿勢を示した。「私一人の政治決断で決めていいことではない」と述べた。立憲民主党会派に所属する泉房穂氏への答弁。

 再審制度の見直しは、再審開始決定に対する検察官の不服申し立て(抗告)や証拠開示のあり方が焦点となっており、自民党内で調整が難航している。当初目指した4月の閣議決定は5月以降に延期された。

 首相は、政府提出法案であっても与党内審査を尽くす必要があると強調し、「私一人が決断をして、みんな従ってくださいという政党では自民党はありません」と説明。党内議論に委ねる姿勢を示し、「できる限り早く法案を提出できるよう準備を進めてまいりたい」と述べ、今国会への法案提出の見送りを否定した。

 また、再審制度の見直しが自身の総裁選公約だったことに触れ、「一歩でも二歩でもこれは前に進めなきゃいけない。強い思いで取り組んできた」と強調。「知恵を集めてより良いものにし、皆様に納得していただけるものになれば良い」と述べるにとどめた。【東久保逸夫】

毎日新聞

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