任期満了に伴う三重県知事選が２１日、告示され、再選を目指す現職の一見勝之氏（６２）＝自民、立憲民主、国民民主、公明推薦＝と、いずれも無所属の新人で元同県四日市市議の伊藤昌志氏（５５）、建設会社社長の石川剛氏（５１）の３人が立候補を届け出た。９月７日に投開票される。

　一見氏は前職の衆院選出馬に伴う２０２１年知事選で初当選。１期目の実績を強調し、防災対策や子育て支援の拡充を掲げる。

　伊藤氏は２４年の衆院選で三重３区から日本維新の会公認で出馬し落選。経済活性化に向けた県民税や自動車税の減税を主張する。

　石川氏は前回選に続く出馬。巨大地震に備えた耐震補強工事の促進や、知事給料の減給などを掲げる。共産党県委員会が支持する。【渋谷雅也】

　◇立候補者（届け出順）

一見（いちみ）　勝之（かつゆき）６２［元］国交省局長

①無現［自］［立］［国］［公］

伊藤（いとう）　昌志（まさし）５５［元］四日市市議

無新

石川（いしかわ）　　剛（つよし）５１建設会社社長

無新