記載台に架空の政党・候補者名、101人が投票 福岡・古賀の期日前

2025/07/04 18:07 

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 福岡県古賀市は4日、市役所第2庁舎に設置した参院選の期日前投票所で、比例代表の記載台6台に架空の政党・候補者名などを記載した総務省作成の作業用模擬データをそのまま掲示していたと発表した。同日午前8時半~同10時ごろ掲示し、101人が投票した。投票に来た有権者の指摘で発覚した。

 市によると、正しい政党・候補者名を記載したデータと模擬データをパソコンの同じフォルダーに入れ、本番で模擬データを取り出し使ったことが原因という。101票は20日の開票で有効・無効が判断されるという。

 市選管は「厳正に行うべき選挙作業のミスで深くおわびする。今後は信頼回復と再発防止に務める」としている。【荒木俊雄】

毎日新聞

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