インドネシアの森林火災の「煙害」 マレーシアで非常事態宣言

2026/09/05 10:52 

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 インドネシアの森林火災によるヘイズ(煙害)が国境を越え、周辺国に広がっている。マレーシア政府は4日、深刻な大気汚染に見舞われたボルネオ島サラワク州スリアンに非常事態を宣言した。シンガポールでも同日、大気汚染が約3年ぶりに「不健康」とされる水準に達し、政府が対策に乗り出した。

 マレーシア当局によると、スリアンでは4日、大気汚染指数(API)が521まで上昇し、非常事態宣言の基準となる500を超えた。州都クチンなどでも大気汚染が悪化。サラワク州では約650校を5日間、休校とする。

 シンガポールでは大気汚染指数(PSI)が100を超え、「不健康」の水準に入った。煙害でこの水準となるのは2023年10月以来。政府は保育施設や事業者に、長時間の屋外活動を控えるよう求めた。

 シンガポール国家環境庁は、インドネシアのスマトラ島中・南部やカリマンタン島各地で発生した森林や泥炭地の火災による煙が、風に乗って流れ込んでいるとみている。

 インドネシアでは今年、森林火災が各地で拡大。1~7月の焼失面積は約20万ヘクタールに上り、約140万人の児童・生徒がオンライン授業に切り替えている。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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