イランの結婚式会場で5人死亡 米兵器が直撃か 米報道

2026/09/05 10:07 

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 イラン南部ホルムズガン州の結婚式会場に対する攻撃で数十人が死傷した事案を巡り、ロイター通信は4日、複数の専門家の分析として、米国の兵器が直撃した可能性が高いと報じた。イラン側は民間人を標的にした「戦争犯罪だ」と非難を強めており、米国のバンス副大統領は事案を調査中だと明かした。

 結婚式会場への攻撃は、米軍がイラン南部への軍事作戦を展開していた1日夜に発生。ホルムズガン州シリクの住宅地が標的になり、少なくとも4歳の男児を含む5人が死亡、70人近くが負傷した。

 ロイターによると、米側は原因として米軍による攻撃のほか、イランの防空ミサイルが別の標的に当たって跳ね返った可能性などを調査しているという。しかし、ロイターが専門家4人に現場の動画や画像分析を依頼したところ、3人は米国の兵器が直撃した可能性が高いと指摘した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)も、元米軍の爆発物処理技術者の分析として、現場を収めた写真や動画内に映っていた兵器の破片は、米中央軍が使用する滑空爆弾の部品だと報じている。

 一方、米軍は「我々は決して民間人を標的にしない」と主張。バンス氏は3日、事案について「調査している。当然ながら気にかけているからだ。真相を知りたい」と語った。

 イランでは米国との戦闘が始まった2月28日、南部ミナブの小学校が空爆され、児童ら150人以上が死亡した。米軍の誤爆の可能性が指摘されているが、米国は調査結果を公表していない。【カイロ古川幸奈】

毎日新聞

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