イラン攻撃「日本政府、はっきりNOを」 大阪と広島で抗議活動

2026/03/01 20:17 

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 米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を受けて1日、平和を願い、即時停戦を求める市民らが各地で抗議活動を行った。

 大阪市北区の在大阪・神戸米国総領事館前には、「平和と民主主義をめざす全国交歓会」(ZENKO)の呼び掛けで約70人が集まった。「武力で平和は作れない」などと書かれたカードを掲げ、「アメリカ、イスラエルは国際法違反のイラン攻撃をやめろ」とシュプレヒコールを上げた。

 ZENKOの森文洋さん(66)は「トランプ大統領は他国の主権を力で踏みにじってはならない。高市(早苗)政権は軍事攻撃をやめるよう主張すべきだ」などと訴えた。

 市内の40代女性は「学校が攻撃されたと聞いて、いても立ってもいられず参加した。日本政府は(軍事攻撃に)はっきり『NO』と言ってほしい」と求めた。同市の田中秋子さん(69)も「強国が力でねじ伏せるようなやり方は許せない。日本からも抗議の声を上げていきたい」と語った。

 広島市の原爆ドーム前では、市民ら約60人が即時停戦を訴えた。

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議してきた市民グループ「広島パレスチナともしび連帯共同体」が呼び掛けた。

 参加者が掲げたカードには「NO WAR ON IRAN!」などと書かれ、マイクを手渡しながら「イスラエルとアメリカの行動を黙認してはいけない」「日本政府も動かなければならない」などとアピールした。

 グループのメンバーで広島市立大大学院生のユダヤ系米国人、レベッカ・マリア・ゴールドシュミットさん(39)は、多数の小学生が犠牲になったと報じられたことに「ジェノサイド(大量虐殺)に当たり容認できない。一刻も早く攻撃をやめてもらうために声を上げ続けたい」と話した。【恒成晃徳、井村陸】

毎日新聞

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