中国外相「一部の国が協力の雰囲気悪化させる」 ミュンヘン安保会議

2026/02/14 21:13 

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 中国の王毅外相兼共産党政治局員は14日、ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で演説し、多国間主義の推進を訴えた。その上で、「国際システムが機能していないのは一部の国が自国の利益を優先しているためで、協力の雰囲気を悪化させている」と暗に米国をけん制した。一方、欧州については「(中国の)パートナーだ」と秋波を送った。

 王氏は演説後の司会者とのやり取りでも米国に言及し、4月のトランプ米大統領訪中を念頭に、米中両国が「良好な関係を築くための道を模索している」と述べた。米国には中国との「協力」と「対立」という二つの道があると主張し、「前者の展望を望んでいる」とも語った。

 中国外務省によると、王氏は13日、ルビオ米国務長官のほか、ウクライナ、英国、フランス、ドイツなどの外相とそれぞれ会談。独仏外相とは3者会談も行い、「中国の発展は欧州にとってのチャンスだ」と連携を呼びかけた。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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