近鉄が銀行サービス参入へ 会員数拡大目指し三菱UFJと提携

2026/07/01 18:40 

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 近鉄グループホールディングス(HD)は1日、三菱UFJ銀行と提携し、2027年3月をめどに銀行サービスに参入すると発表した。近鉄のポイント会員が三菱UFJ銀のシステムを活用し、預金や振り込み、住宅ローンなどのサービスが受けられるようにする。

 サービス名は「近鉄 KIPS BANK powered by 三菱UFJ銀行(仮称)」。近鉄は鉄道や百貨店、系列スーパーなどが対象のポイントサービス「KIPS」を展開しており、現在の約170万人の会員数をまずは200万人規模へ拡大することを目指す。

 近鉄は、サービスを始めた後に取引データを活用し、顧客のライフイベントに合わせたマーケティングなども強化する。クレジットカードの利用者には、近鉄の特急券や百貨店のギフトといった特典の付与も想定している。

 記者会見で近鉄HDの川村公二執行役員は「沿線住民の減少などでKIPSの会員数は伸び悩んでおり、接点を拡大できる方法を考えていた。沿線住民の利便性を高めたい」と説明。三菱UFJ銀の肥口貴洋・大阪営業第二部長は「近鉄HDは鉄道に限らず、さまざまな顧客接点を持つことが強み。これまで別々に存在していた金融と日常生活の境目をなくすサービスにしたい」と述べた。【安西李姫】

毎日新聞

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