半導体大手キオクシアが株式分割を検討 購入層拡大の狙い

2026/06/25 18:43 

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 半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD)は25日、定時株主総会を開き、株式分割を検討していると明らかにした。人工知能(AI)向けメモリーの需要拡大を背景に株価が急騰し、時価総額は国内トップを記録。分割による価格引き下げで購入層を拡大する狙いがあるとみられる。

 キオクシアの株価は10万3850円(25日終値)と2024年12月の上場時から70倍超で推移している。

 総会で、河村芳彦副社長は急騰中の株式について「個人の投資家に参加いただけない状況がある」と指摘した。「適正な価格になるよう分割し、より多くの人に我が社の発展をバックアップしてもらいたいと考えている」と述べ、近く具体的な分割方法を発表する意向を示した。

 キオクシアはAIデータセンター向けのNAND型フラッシュメモリーの需要が好調で、26年4~6月期の連結最終(当期)利益を8690億円とする業績見通しを示して以降、時価総額は一時60兆円に達した。

 株主から市況の見通しを問われた太田裕雄社長は「(AIの)進化は続いている。まだまだ強いデマンド(需要)は続く」と強気の見方を示した。

 キオクシアによると、総会には前年の9倍となる約900人の株主が出席した。席が足らず立ち見が出るなど、投資家からの注目度の高さをうかがわせた。【池田一生】

毎日新聞

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