クールジャパン機構の累積赤字540億円 経産省が統廃合検討へ

2026/06/24 21:17 

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 日本の魅力ある文化や商品を海外に売り込む官民出資のファンド「クールジャパン機構」は24日、累積赤字が540億円などとする2025年度の事業報告書を明らかにした。目標の426億円を下回ることができず、統廃合に向けて経済産業省が検討することになった。政府内には他との統合に厳しい見方があり、廃止される可能性が高まっている。

 クールジャパン機構は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の柱の一つに位置づけた「クールジャパン戦略」を推進するため、13年に創設された官民ファンド。政府のほか、電通グループやみずほ銀行など23社が出資し、出資金は今年3月時点で政府が1406億円、民間が107億円。

 官民ファンドを巡っては、年度ごとの累積赤字が計3回、目標より拡大した場合、政府が統廃合を検討する規定がある。クールジャパン機構は既に20年度と21年度の2回、赤字額が改善計画の目標より拡大していた。

 ある政府高官は「クールジャパンはやめる。悪いもの同士をくっつけてもダメなままだ」と話し、統合には厳しいとの認識を示した。【秋丸生帆】

毎日新聞

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