ソフトバンク孫正義氏、マスク氏の宇宙DC構想への参入に否定的

2026/06/23 17:20 

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 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は23日、米実業家イーロン・マスク氏が提唱する宇宙データセンター(DC)に参入する可能性を問われ「メリットは電気代だが宇宙に持っていくコストや通信の遅延といったデメリットもある」として否定的な考えを示した。

 マスク氏は近年、宇宙空間での人工知能(AI)向けDCの整備構想を掲げており、理由の一つに効率的な太陽光発電の可能性を挙げている。一方のSBGは近年、AI向けの投資に注力し、国内外でAI向けDCの整備を進めている。

 孫氏は宇宙DC構想について「電気代が安くなるのが一番のメリットだが、DCで電気代は全体のコストの7%ぐらい。宇宙で仮に半分に減ったとしても、持っていくためのコストやメンテナンス、通信の遅延といったデメリットとのせめぎ合いになる」と説明した。

 そのうえで「(宇宙DCへの投資が)成果になるにはまだ10年以上かかると思う。目の前の十数年が重要で、我々は地球上でのDCの構築に取り組む」と述べた。

 孫氏は同日開かれたソフトバンクの株主総会に創業者取締役として登壇し、SBGの立場からの回答を求められて発言した。【渡辺暢】

毎日新聞

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