片山財務相と米財務長官、為替動向で協議 「認識は非常に近い」

2026/06/23 11:01 

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 片山さつき財務相は22日夜、ベッセント米財務長官とオンラインで協議した。約39年半ぶりとなる円安・ドル高水準が迫る中、足元の為替動向などについて意見交換した。片山氏は23日、報道陣の取材に「日米間では、常に必要とあれば断固たる措置を取るということを、お互いにしっかり合意している。良い話し合いができ、両方の認識は非常に近い」と述べた。

 米国の利上げ観測などを背景に、市場では円安が急速に進行している。22日の外国為替市場で円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=161円90銭台を付けた。協議に関する報道が伝わると、円買い・ドル売りが進み、一時161円台前半まで円が上昇した。 

 政府・日銀は4~5月に総額11兆円超の円買い・ドル売り介入を実施し、一時は1ドル=155円台まで円高が進んだ。しかし、その後は円安基調が再び強まり、介入効果は帳消しとなっていた。市場では政府・日銀が追加介入に踏み切るとの警戒感が高まっている。

 会談では、米政府が一部モデルの外国人のアクセスを制限している米アンソロピックの人工知能(AI)「クロード・ミュトス」についても協議した。片山氏は「日本にとってうまくいくだろうという方向は確信した」と述べた。【大原翔、妹尾直道、成澤隼人】

毎日新聞

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