アサヒ、最終利益を大幅下方修正 サイバー攻撃影響 12月期決算

2026/06/11 19:15 

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 アサヒグループホールディングス(GHD)は11日、昨年のサイバー攻撃によるシステム障害の影響で、2025年12月期連結決算(国際会計基準)の最終(当期)利益の業績予想が1200億円になると発表した。従来予想の1675億円から下方修正した。システム障害により国内の酒類や飲料などの出荷が滞り、業績に大きく響いた。

 売上高は前期比1・7%減の2兆8900億円、本業のもうけを示す営業利益は31・2%減の1850億円だった。システム障害の影響で25年12月期の決算発表を延期しており、7月8日に開示する予定。

 アサヒGHDは昨年9月29日、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃でシステム障害に陥り、主要工場での生産や商品の受注・出荷業務ができない状態となった。

 昨年12月にシステムによる受発注を再開したものの、グループの全品目の出荷が正常化したのは今年4月で影響が長引いた。

 アサヒGHDは「商品の出荷停止の影響やシステムの復旧費用などにより、利益面で想定を下回る見込みとなった」と説明した。【杉山雄飛】

毎日新聞

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