テスラ、世界販売数が13%減 1~3月の前年同期比 不買運動影響

2025/04/02 23:57 

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 米電気自動車(EV)大手テスラは2日、1~3月期の世界販売台数が前年同期比13・0%減の33万6681台だったと発表した。トランプ米大統領と蜜月関係にあるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的言動への嫌悪感からテスラ不買運動が広がり、大幅な減少となった。

 1~3月期の販売台数は、2022年4~6月期以来の低水準。不買運動が起きる前の24年10~12月期に比べると3割以上減少していた。

 トランプ氏の大統領選勝利に巨額献金などで貢献したマスク氏は、新設された政府効率化省(DOGE)を率いて連邦政府の予算や人員を大幅に削減。「極右」政治勢力に肩入れした発言も反発を招き、欧米でテスラ不買運動を招いている。中国でも現地メーカー比亜迪(BYD)との低価格競争に苦戦している。

 2日のニューヨーク株式市場でテスラ株は5・2%安と大幅に下落して取引を始めた。市場では「予想以上に悪い数字。ブランドの危機だ」(証券アナリスト)との声が上がっている。【ワシントン大久保渉】

毎日新聞

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