「飛車角落ち」の阪神打線、流れを作れず 先発才木も痛恨の被弾

2026/10/16 20:59 

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 ◇○DeNA4―0阪神●(16日・甲子園)

 試合前、阪神の先発メンバーが発表されると、甲子園はどよめいた。今クライマックスシリーズ(CS)でいずれも体の違和感を訴えていた佐藤輝明、森下翔太の両主砲を欠く「飛車角落ち」のオーダー。奮起を求められた打線だが、出はなからつまずいた。

 一回1死一塁で、急きょ3番に入った近本光司が併殺コースにゴロを放つも、相手の失策で1死一、二塁。絶好の先制機となったが、今度は4番の大山悠輔が遊撃へゴロを打ち、併殺打で無得点に終わった。

 その後も淡泊な攻撃で凡退を繰り返した打線は、わずか2安打で3夜連続の零封負け。さらに5番で先発した前川右京が死球を受けて左手小指骨折という、悪夢のような一日となった。

 七回に代打で出るもポップフライに倒れた森下と、「準備はしていた」というが出場しなかった佐藤について、藤川球児監督は「あしたも厳しい状況に変わりはないと思う」と硬い表情で話した。

 試合後、それぞれ主将と副主将を務めている坂本誠志郎と中野拓夢は他の選手よりも遅くクラブハウスへ引き揚げた。「チームが良い方向を向くために、2人でいろいろ話した。しっかり切り替えて、(まずは)一つ(白星を)取れるようにやりたい」と中野。光の見えない状況だが、前を向くしかない。【吉川雄飛】

毎日新聞

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