達の好投、清宮の好守 背水の陣の日本ハム、星五分にし第3戦へ

2026/10/11 20:37 

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 ◇○日本ハム1―0西武●(11日・ベルーナ)

 引き分けでも敗退となる一戦。背水の陣の日本ハムは、先発の達孝太が6回無失点と試合を作り、勝利を呼び込んだ。

 序盤から直球がまとまり、「空振り三振が取れたので(状態が)いいのかなと思った」。鋭く落ちるフォークと高めのカーブのコンビネーションも効果的で、西武打線に決定的なチャンスを与えなかった。

 圧巻だったのは六回だ。1死二塁で中軸を迎えた場面。3番の小島大河を2球で追い込むと、最後は力のある直球を外角に決めてバットに空を切らせた。4番のネビンは申告敬遠も、続く石井一成には初球に高めぎりぎりを突く速球を投じた。これを捉えられ、一、二塁間を破られるかと思われたが、一塁の清宮幸太郎が強烈な打球を好捕。「野手の好守にも助けられた」と流れを渡さなかった。

 達は試合前、「(シーズン3位のため)挑戦者の気持ちで気負い過ぎずに投げる」と自然体で臨むことを強調していた。新庄剛志監督からも「楽しんだらいいよ」と言われたことで心にゆとりも生まれた。194センチの長身から投げ下ろす豪快な投球で敵地に駆け付けたファンを喜ばせた。

 チームは前日1点差で屈したものの、この日は達の後を受けた3投手が盤石の無失点リレーを見せ、星を五分に戻した。ペナントレースでも互角の戦いを演じた両チーム。王者・ソフトバンクが待つ福岡に乗り込むのは果たしてどちらか。【黒詰拓也】

毎日新聞

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