女王返り咲き狙う大阪マーヴェラス 「プロ化」へ運営体制も一新

2026/10/01 15:53 

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 バレーボールのSVリーグ女子は10日、発足3季目となる2026~27年シーズンが開幕する。

 初代女王の大阪マーヴェラス(大阪M)は昨季、チャンピオンシップ決勝でSAGA久光スプリングスに敗れ2位だった。返り咲きを狙う今季を、変革の中で迎えようとしている。

 一新されたのがチーム運営のあり方だ。

 昨季まで、大阪Mの母体は男子の広島サンダーズとともに日本たばこ産業(JT)だった。今年1月、バレー部門に特化したJTの子会社・サンダーズ&マーヴェラスが設立され、6月からはこの子会社が両チームを運営している。

 母体を「バレーの専門会社」とすることで、SVリーグが掲げるプロ化にかじを切った形だ。サンダーズ&マーヴェラスの米山文子社長は、シーズン開幕を控えた9月30日の記者会見で「意思決定が早くなる。組織として小回りが利くので、現場の課題にもすぐに手が打てる」とメリットを語った。

 ファンとの距離をより縮めようと、選手の「見せ方」にもこだわった。

 以前はシーズンのキービジュアルを練習拠点の体育館で撮っていたが、今季は撮影スタジオを使ったという。

 選手の表情は、これまでの柔らかいものからクールなイメージに。新主将のセッター塩出仁美選手は「かっこいいマーヴェラスをプレーでもお見せできたら」と意気込む。

 SVリーグ女子は今季、7チームずつの東西カンファレンス制となり、大阪Mは西地区に所属。体力的な負担を減らすため、レギュラーシーズンは昨季より6試合少ない38試合で行われる。

 酒井大祐監督は「過去2季の経験で、勝ち星と順位の目安は分かっている。今から完璧を求めず、最後に一番良い試合ができるようにしたい」とシーズンを見据える。

 大阪Mの今季初戦は17日、ホームに岡山シーガルズを迎える。【深野麟之介】

毎日新聞

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