決勝は「矛と盾」? 群馬VS和歌山は過去3勝3敗 夏の甲子園

2026/08/21 18:07 

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 全国高校野球選手権は最終日の22日、阪神甲子園球場で決勝があり、智弁和歌山と健大高崎(群馬)が対戦する。

 和歌山県勢と群馬県勢の対戦は春の選抜大会、夏の選手権を合わせて過去に6回あり、決勝で戦うのは初となる。

 両県勢が初めて顔を合わせたのは1933年春のセンバツ1回戦。この時は、和歌山の海草中(現・向陽)が群馬の桐生中(現・桐生)に3―0で勝利した。以降、春夏通じて3勝3敗、夏に限っても1勝1敗と五分の成績だ。

 両県対決を制したチームは、その大会でも好結果を残してきた。

 79年春の1回戦で田辺商(現・神島)を破った前橋工は2回戦で敗退したが、それ以外の5試合は勝利した方が8強以上まで勝ち進んでいる。65年春は、準々決勝で東農大二に勝った市和歌山商(現・市和歌山)が過去最高の準優勝を果たした。

 今大会の決勝は、智弁和歌山の強打を健大高崎の多彩な投手陣がどう封じるかがカギになる。

 智弁和歌山は準々決勝以降、好投手を序盤で攻略している。特に横浜(神奈川)との準決勝では、山田凜虎(りとら)選手(3年)の同点二塁打や楠本龍生選手(3年)の勝ち越し3ランで、プロ注目右腕の織田翔希投手(3年)を三回途中で降板させた。

 一方の健大高崎は、豊富な投手陣で守り勝ってきた。1―0の勝利が3試合あるのが象徴的だ。1完封を含む2完投の石垣聡志投手(2年)、準決勝で八回途中まで無失点と好投した佐藤麻恩(まおん)投手(3年)の両右腕を軸に、左腕の北田莉玖投手(2年)らも控える。

 智弁和歌山の中谷仁監督は相手の印象について「レベルの高い投手がそろっている。ショートイニングの継投(をしてくること)も考えないといけない」と警戒する。

 健大高崎の青柳博文監督は「智弁(和歌山)さんは打力がある。何とか粘って後半まで行ければ」と意気込む。

 両チームは甲子園で初めて相まみえる。互角の戦いを繰り広げてきた和歌山勢と群馬勢の対戦。今回は「矛」と「盾」の対決となりそうだ。【深野麟之介】

毎日新聞

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