「甲子園で会おう」旧友3人が決勝対決へ 智弁和歌山と健大高崎

2026/08/21 16:57 

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 第108回全国高校野球選手権大会は22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で智弁和歌山と健大高崎(群馬)の決勝が行われる。智弁和歌山は3度目の優勝を果たした2021年以来5年ぶり4度目の優勝を目指す。一方、24年春の選抜で優勝した健大高崎が勝てば初めての夏優勝となる。決勝を前にした21日、智弁和歌山は西宮市内、健大高崎は大阪府内の球場で汗を流した。

 この対戦を心待ちにしてきた両校の選手3人も調子を確認した。3人は茨城県取手市の中学生チーム「取手リトルシニア」で一緒だった、智弁和歌山の荒井優聖(ゆうき)選手と朝来友翔(あさきゆうと)投手、健大高崎の石田翔大(しょうた)選手(いずれも3年)。このチームで全国優勝を経験し、「甲子園で会おう」と約束して別の高校に進んだ。

 荒井選手は取手リトルシニアでは主将を務めた。石田選手は「長打力と逆方向に打つ技術力を併せ持ち、今でも『打撃を教えて』と頼む仲」と明かす。エースだった朝来投手は身長190センチから投げ下ろす速球が武器。石田選手は「和歌山大会でメンバー外だったけれど、背番号20でベンチ入りできて、自分のことのようにうれしかった」と振り返る。

 この日の練習後、荒井選手は「中学時代、全体練習の後も石田と打撃練習に励んだ。負けてられないという思いが強い」と話し、旧友との対戦に気合十分。朝来投手も「決勝で戦うことになってびっくりしているが、幸せだなと思う」と対戦を喜んだ。

 石田選手は三塁手と投手の「二刀流」。「投げる機会があれば、荒井を抑えたい」と誓っていた。【早川健人、田中志歩】

毎日新聞

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