花巻東の「投手・赤間」も好調 初先発で六回無失点 夏の甲子園

2026/08/16 19:15 

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 ◇高校野球・夏の甲子園3回戦(16日)

 ◇○花巻東(岩手)4―0英明(香川)●

 午後からの試合を控えてアップしていた午前中、花巻東の赤間史弥は佐々木洋監督に声をかけられた。「先発で行くぞ。後ろに(エース)の万谷(堅心)も控えているから思いっきり投げてこい」

 赤間個人としては4度目の甲子園。この日までに4度の登板があったが先発は初めてで、奮い立った。緊張もあったが、多彩な変化球を操って、今春の選抜で8強入りした強打の英明を封じた。

 ハイライトは1点リードの三回。1死から連打と四球で満塁のピンチを招いた。だが、相手4番打者に対しては外角低めのチェンジアップを投じて、「うまく泳がすことができた」と一飛に打ち取った。続く打者を今度は外角のスライダーで左飛に抑えた。終わってみれば、6回を投げ無失点。チームを3年ぶりの8強入りに導いた。

 赤間は今大会、打者としての活躍も目立っているが投手としては前回までの2試合も救援し1失点。2回戦では1死一、三塁のピンチでも火消しに成功するなど、短期間で多くの試合を戦う甲子園で「投手・赤間」は貴重な存在となっている。

 佐々木監督は赤間の成長を「変化球の球種も増えてピッチングの幅が広がった。(今までは)力でエイッと投げるタイプだったが、そういうピッチングができるのが非常に大きかった」とたたえた。

 投打で好調を維持する赤間の勢いが増している。【塚本紘平】

毎日新聞

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