まるで「マリオ」? ソフトバンク・庄子雄大の美技がチーム救う

2026/08/16 18:22 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ◇○ソフトバンク6―1楽天●(16日・みずほペイ)

 この日は人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」とコラボしての一戦。まさに主人公のマリオさながらの軽快な「ジャンプ」でチームを救ったのはソフトバンクの2年目・庄子雄大だった。

 四回の守備、2死一、三塁のピンチで、楽天の7番・黒川史陽が流し打った打球は、ふらふらと遊撃手と左翼手の間へと上がった。

 「僕が行くしかない」

 遊撃を守る庄子が持ち味の脚力を生かして打球を追う。最短距離で追いつき、最後は後方に華麗にジャンプ。グラブにボールが収まると、ビッグプレーに大歓声が送られた。

 打っても2打席連続のタイムリー。打ってよし、守ってよしの庄子に小久保裕紀監督も「ヒーローにふさわしい活躍」と賛辞を惜しまなかった。

 遊撃手のレギュラーを一度は手中に収めたはずだった。持ち味の守備と走塁、さらには選球眼もさえて5月の月間打率は3割を超えた。

 だが、出塁の意識が強くなりすぎたあまりに、積極性が失われて、後手後手に回ってしまった。6、7月は打率1割台に低迷。川瀬晃や野村勇にスタメンを譲る試合も増えた。

 だが今月9日の西武戦前、横浜高の先輩でもある近藤健介から「もっと初球から打ちに行け」とアドバイスをもらった。その試合で3安打。甘いボールに積極的にスイングを仕掛ける意識を強め、徐々に打撃が上向いた。

 「ホークスの次のショートは僕が守る」という強い思いを抱いて過ごすシーズン後半戦。優勝の「主人公」になるべく、次世代のスピードスターがはつらつとグラウンドを駆け回る。【牧野大輔】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報