春の悔しさ胸に 「つなぐ」桐蔭学園が優勝 高校7人制ラグビー

2026/07/24 20:16 

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 ◇第13回全国高校7人制ラグビー大会(24日・長野県上田市のアンダーアーマー菅平サニアパーク)

 ◇○桐蔭学園21―14早稲田実●

 第13回全国高校7人制ラグビー大会(毎日新聞社など後援)は24日、長野県上田市のアンダーアーマー菅平サニアパークで決勝があり、桐蔭学園(神奈川)が21―14で早稲田実(東京)を破り、第11回大会(2024年)以来2年ぶり3回目の優勝を果たした。早稲田実は初めて決勝に進んだが、優勝には届かなかった。

 優勝した桐蔭学園は、今大会に向けて合言葉を決めていた。英語で「つなぐ」を意味する「コネクト」だ。選手同士が積極的に声を掛け合い、連動する意識を大切にした。

 前半3分に先制トライを奪ったが、すぐに追いつかれた。強さを見せたのは、その直後だった。

 前半終了間際、得点した早稲田実のキックオフで相手にミスが出た。ボールを保持すると、すぐに再開し、左へ流れるようにパスをつないだ。最後は大野稀蒼(2年)がスペースに切り込んでトライ。あっという間に勝ち越し、悪い流れを断ち切った。

 互いに連戦の疲れがにじむ後半も、桐蔭学園はボール周辺で選手同士がフォローし合い、相手より人数が多い状態を作る献身的な防御が光った。

 全国高校大会(花園)で3連覇を成し遂げたチームは世代交代し、腕試しとなる3月の全国選抜大会は決勝で東福岡に敗れた。7人制も県予選は何とか勝ち抜いたが、主将の瀬戸功大(3年)は「全国で優勝するイメージはまったくできなかった」と振り返る。

 15人制よりも運動量が求められる7人制に向け、走り込みを増やしてスタミナ面を強化した。指導者から「1人で戦わない」と助言を受け、連係を高めてチーム力を発揮した。

 「この勢いを持ち帰って15人制も頑張りたい」と瀬戸。最大の目標である花園に向かう道の途中で、チームが最も欲しい「自信」を取り戻したタイトル獲得だった。【川村咲平】

毎日新聞

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