「決めきれなかった」連敗の横綱・大の里、藤ノ川に苦杯 大相撲

2026/07/14 22:57 

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 ◇大相撲名古屋場所2日目(13日・IGアリーナ)

 ◇○藤ノ川 突き落とし 大の里●

 横綱らしからぬ負け方だった。左肩のけがで先場所まで2場所連続で休場していた大の里が精彩を欠いている。3月の春場所に続く初日から2連敗。しかも春場所で敗れ、休場に追い込まれた相手にまたも苦杯をなめた。

 もろ手で突いて出たが、小兵の藤ノ川には空回りした。何とか右を差し込んだものの、藤ノ川が読んでいたかのように左からの突き落とし。土俵際で、出足を利用されて鮮やかに逆転技を決められた。

 大の里は背中から土俵に落ち、土俵下では両手をまわしにかけ、首をかしげて顔をしかめた。「決めきれなかった。詰めの甘さもあった」。支度部屋で悔やんだが後の祭りだった。

 一方、藤ノ川は動きの良さが光った。3月の春場所3日目に引き落としで初金星を挙げたのに続いて大の里を破った。21歳の新鋭は「思い切り当たれたのが良かった。めちゃくちゃうれしい」と素直に喜んだ。

 大の里は1月の初場所を最後に本場所での白星から遠ざかっている。本来の持ち味の馬力のある相撲を取り戻せるか。「しっかりやるべきことをやって、一日一番集中してやります」。自分に言い聞かせるように話した。【武藤佳正】

毎日新聞

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