藤ノ川が横綱初挑戦から4連勝 戦後初の快挙 大相撲名古屋場所

2026/07/14 22:25 

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 ◇大相撲名古屋場所3日目(14日・IGアリーナ)

 ◇○藤ノ川 突き落とし 豊昇龍●

 幕内最軽量123キロの藤ノ川が土俵際で抜群の反応を見せて、連日の結びで横綱を破った。3月の春場所に続いて両横綱から2日連続で金星を挙げた。

 しかも横綱初挑戦から4連勝(不戦勝は除く)は、巨体を生かして旋風を巻き起こした1984年の小錦(元大関)の3連勝を抜いて、戦後初の快挙というおまけつきだ。

 「知らなかった。良かったです」

 2日間で手にした懸賞は100本を超え、自然と顔もほころぶ。

 豊昇龍の強烈なかち上げをまともに食らった藤ノ川だったが、ここから真骨頂を発揮した。「立ち合いで当たれたから動けた」。すばやく右に回り込みながら突き落とす。相手を失った横綱は右肩から土俵に落ち、藤ノ川の右足は俵の上に乗っていた。

 浅香山審判長(元大関・魁皇)は「豊昇龍は一気に決めようとしすぎた。動く相手なので早く勝負を決めたかったのだろう」。藤ノ川について「反応がいい。元気があるし、相撲もうまい」と評価した。

 先場所負け越したものの、自己最高位の東前頭筆頭に据え置かれた藤ノ川。幕内最年少の21歳が、入幕7場所目の猛暑の名古屋を熱く盛り上げている。【武藤佳正】

毎日新聞

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