大リーグ組が合流も…投手陣、守備陣に残る不安 個々の調整課題か
米大リーグ勢がいよいよ実戦に登場する一戦だったが、ふたを開けてみれば、またも投手陣が不安を残した。日本は先発の菊池雄星(エンゼルス)が立ち上がりに苦しみ、一回に味方の失策もあって3失点。二回以降は立ち直ったが、4回3失点(自責点は2)と厳しい結果となった。
オリックスの先頭・麦谷祐介を左前打で出すと、3番の太田椋には156キロの速球をいとも簡単に右前にはじき返された。1死一、三塁のピンチを招き、杉本裕太郎、森友哉に連続適時打を許した。いずれも甘く入った変化球を捉えられての失点だった。
WBC開幕まで時間がない中、投手陣は課題を残す。2月28日の中日戦では、先発の伊藤大海(日本ハム)ら主力候補が失点。大リーグの経験が豊富な菊池は先発の一角として大きな期待が寄せられる存在で、「良い調整が今までできている。とにかく自分の持っているものを出す」とこの日の試合に臨んだが、後味の悪いマウンドとなった。
守りでもほころびが出た。一回は二塁・牧秀悟(DeNA)が悪送球でタイムリーエラー。二回には右翼の近藤健介(ソフトバンク)も単純な打球処理をミスした。
五回には合流したばかりの吉田正尚(レッドソックス)が特大のソロを放ったが、6日に行われる初戦の台湾戦まで時間はない。本番までに各人がいかにコンディションを上げられるか。【吉川雄飛】
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