<デフリンピック>吉良選手「金メダル取る」 デフリンピック日本代表、ゆかりの地表敬

2025/10/23 15:40 

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 11月15日から日本で初開催される聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の日本代表などに選ばれた千葉県市川市と船橋市にゆかりのある選手らが、それぞれの市役所を訪れて意気込みを語った。

 市川市役所を訪れたのは、いずれも市内在住で、柔道60キロ級に出場する吉良暁生選手(44)と、バスケットボール女子のリザーブ選手となった榎本愛美選手(15)。吉良選手は手話で、12年前の大会で銀メダルだったことが「悔しい」と語り、今大会で「必ず金メダルを取ります」と誓った。

 日本代表強化指定選手最年少の榎本選手も「みんなで金メダルを取れるように、リザーブ選手としてサポートしたい。次の大会では日本代表に選ばれたい」と話した。

 船橋市役所には、サッカー女子の岩渕亜依選手(32)と、バレーボール男子の村井貴行監督(42)が訪問した。船橋市出身の岩渕選手は、同席した山本典城監督に寄せて「(2023年の女子デフフットサル世界大会で)一緒に世界一を取った経験もあり、次のデフリンピックも信頼関係がある状態でチームも整っている。頑張りたい」と話した。

 市内在住の村井監督も「東京開催で、今までにない追い風を感じている。応援に負けないくらい熱を伝播(でんぱ)できる戦いをしたい」と述べた。【石塚孝志】

毎日新聞

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