渡部暁斗「競技人生を心から堪能できた」 徒然草の一節で引退決断
冬季オリンピック3大会連続でメダルを獲得しているノルディックスキー複合男子の渡部暁斗(37)=北野建設=が23日、長野市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。出場すれば6大会連続の五輪となる2026年2月のミラノ・コルティナ大会が集大成になる。
渡部は昨季途中で手に取った「徒然草」の一節「花はさかりに、月はくまなきをのみ、見るものかは」が心に響き、引退を決断したという。「満開や満月のみを楽しむのではなく、すべての移ろいに美しさを感じる、という意味だった。自分は競技人生の始まりから終わりまでを心から堪能できた」
今季開幕前に正式表明した理由については「注目してもらうことが大事だと思った。少しでも多くの人に背中を押してもらうことで、自分が追い求めてきた(五輪での)金メダルを獲得できるのではないかと考えた」。そして、「2月のイタリアで季節外れの満開の桜を咲かせたい」と誓った。
渡部は長野県白馬村出身。五輪は白馬高2年だった06年トリノ大会から出場。14年ソチ大会、18年平昌大会の個人ノーマルヒルで銀メダル、22年北京大会は個人ラージヒルと団体で銅メダルを手にした。ワールドカップ(W杯)では荻原健司と並んで日本勢最多の19勝を挙げ、17~18年シーズンには個人総合優勝を果たした。【岩壁峻】
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