東京ドームで野球体験 王貞治さん、栗山英樹さんも視察 都市対抗

2025/09/07 14:20 

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 野球に親しんでもらおうと日本野球連盟は7日、小学1~3年生の児童と保護者を対象にした「グラウンドで遊ぼう」を東京ドームで開催した。野球振興事業などを企画、運営する「球心会」の王貞治代表(85)と栗山英樹副代表(64)も訪れ、約400人の参加者にメッセージを送った。

 都市対抗野球大会の準決勝前に開かれた。普段はなかなか入れない東京ドームのグラウンドに立った子どもたちは目を輝かせ、キャッチボールやベースランニング、ティーボールを楽しんだ。

 王代表は「せっかくの機会なので思いきって体を動かして。ボールを壊すくらいの気持ちで(バットを)振ってみてください。楽しいですよ」とあいさつ。日本代表前監督の栗山副代表は「将来、王さんや大谷翔平を超えるような選手がこの中から出てくれることを願っています」と語った。

 王代表は視察後に取材に応じ、「野球人口が減っているからこそこういう機会が大事になる。親子で参加してもらい共通の話題ができて、今日も家に帰ってからいろいろな話ができると思う。スポーツ界を挙げて取り組んでいきたい」と意欲を示した。【角田直哉】

毎日新聞

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