キューバ翻弄の投球術 左腕・下重「勝てる投手に」 U18野球W杯
◇野球U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)
◇1次リーグA組 ○日本3―0キューバ●(7日・沖縄セルラースタジアム那覇)
道産子の大型左腕は、沖縄の地で「ベストピッチングができた」とほほ笑んだ。
日本は先発・下重賢慎(群馬・健大高崎)が強豪キューバを手玉に取り、A組唯一の3連勝に導いた。
立ち上がりから、持ち味を存分に出した。
130キロ台後半の直球で押しつつ、ストライクから低めに沈むスクリューボールがさえた。時には投球フォームの間合いも変化させ、あらゆる手で相手打線の打ち気をそらした。
三回までは無安打投球。2点リードの四回に2死から連打されたが、強気に右打者の内角を突く直球で見逃し三振に仕留めた。4回5奪三振無失点と役割を果たした。
「投手王国」を支えた健大高崎の3本柱の一角。しかし、健大高崎が初の頂点に立った2年時の昨春のセンバツでは、エース左腕・佐藤龍月(りゅうが)、ともに代表入りした右腕・石垣元気ら同学年が活躍したものの、下重はベンチ外だった。
下重は「勝てる投手」という言葉を好んで使う。ライバルの背中を追いながら、生きる道を模索してきたからだ。
打者をねじ伏せるような150キロ超の直球はなくても、投球術を磨き、2人に勝るとも劣らない安定感で評価を高めた。3番手格から、日本代表では先発投手を託されるまでに飛躍を遂げた。
日本代表にはこの日、無失点リレーに貢献した西村一毅(京都国際)ら好左腕が集う。
下重は「仲間同士で高め合えている」とジャパンでもさらに階段を上っている。【長宗拓弥】
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