健大高崎・佐藤が500日ぶり聖地マウンド 昨春優勝以来 甲子園

2025/08/13 09:08 

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 全国高校野球選手権大会は第8日の13日、阪神甲子園球場で2回戦があり、健大高崎(群馬)の佐藤龍月(りゅうが)選手(3年)が京都国際戦で登板した。優勝投手となった2024年3月31日のセンバツ大会決勝以来、500日ぶりの甲子園のマウンドに上がった。

 背番号7をつけた佐藤選手はベンチスタートで、3―4の四回に2死一、三塁の場面で3番手で登板し、遊ゴロに打ち取った。

 佐藤選手は左腕投手としてはキレのあるスライダーと直球が武器で、背番号1を背負った昨春のセンバツは準々決勝までの3試合で先発し、準決勝と決勝は救援登板した。

 昨夏も中心選手として9年ぶりの群馬大会制覇に貢献した。

 しかし、夏の甲子園大会開幕前に左肘の靱帯(じんたい)断裂と疲労骨折が判明し、ドクターストップがかかった。8月末には左肘の内側側副靱帯再建手術「トミー・ジョン(TJ)手術」を受けた。

 リハビリの後、今春のセンバツ大会では野手として出場を果たした。投手としては、今年の群馬大会を前に復帰。群馬大会では中継ぎで2試合に登板し、147キロをマークするなどして無失点だった。【高橋広之】

毎日新聞

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