社会人野球の第９６回都市対抗野球大会西関東２次予選の組み合わせが１２日、発表された。昨夏の都市対抗大会で優勝した三菱重工Ｅａｓｔが推薦出場で予選免除となるため、企業３チームと１次予選を突破したクラブ６チームを合わせた計９チームが代表２枠を争う。

　休部を経て今季から活動を再開した日産自動車は、１６年ぶりに都市対抗予選に挑む。初戦の相手はクラブチームの甲斐府中クラブで、復帰後の公式戦初勝利が懸かる。

　２年ぶりの本大会出場を目指す東芝は、横浜金港クラブとの初戦を迎える。東芝と日産自動車は同じブロックに入ったため、順当に勝ち上がれば準決勝でぶつかる。

　ＥＮＥＯＳは、南アルプス倶楽部とリベラック小田原のクラブチーム同士の勝者と対戦する。全川崎クラブは、国際総合伊勢原クラブとの顔合わせとなった。

　６月３０日に神奈川・等々力球場で開幕し、横浜スタジアムで行われる代表決定戦はいずれも午後６時開始予定。７月１６日には三菱重工Ｅａｓｔと第１代表となったチームによるエキシビションマッチが行われる。

　都市対抗大会は、例年より１カ月ほど遅い８月２８日から１２日間、東京ドームで開かれる。【円谷美晶】