ボクシング井岡「ここで引退しますという気持ちはない」 王者に敗北
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチは11日、東京・大田区総合体育館で行われ、前王者で挑戦者の井岡一翔選手(志成)はチャンピオンのフェルナンド・マルティネス選手(アルゼンチン)に0―3で判定負けし、王座復帰はならなかった。試合後の井岡選手の主な談話は次の通り。
◇「かなり熱くなっていた」
<判定を聞く前の心境は>
一回から激しい展開になり、毎ラウンドを全身全霊で戦うような感じだった。かなり熱くなっていたので、(試合内容を)客観的に見られていなかった。あっという間の12ラウンドだった。「勝っていたら良いな」という気持ちだった。
<結果をどう受け止めたか>
結果が全て。負けたのは素直に悔しい。ただ、一瞬一瞬の自分の全力は出したと思う。やり切った気持ちはある。
<十回にダウンを奪った後、畳みかけられなかった>
僕もそれまでの展開で体力を使っていた。「倒したい、倒したい」という気持ちが先行しちゃって、パンチが単発になってしまった。
<昨年7月にマルティネス選手に敗れた試合から何を変えたのか>
彼は相手が近い場所にいる場合、連打が止まらない。それをいかに外して、後ろ(の空間)も使うかを心がけた。前回みたいに見栄えが悪く、前で(相手の攻撃を)我慢して体を寄せる場面は少なくなっていたと思う。パンチはうまく外せていたのではないかと思いながら、それがどこまでジャッジに対して見栄えが良いか悪いかは分からなかった。
<何で負けたと思うか>
向き合った感覚でしか今はないので分からないけど、(試合の)見方ですよね。前回もそうだけど、この相手に勝てないとは全く思わない。勝てる相手だと思う。今回も「勝ったか、どうなんやろう?」って気持ちだったので。でも、判定はすごく(差が)開いている。不思議な感じ。
<今後について>
今は「もう引退かな」という気持ちは別にない。「ここまでやったから、もういいか」とか「これで引退します」って皆さんの前で言えるような感情ではない。今回の試合に向けてすごく楽しめたし、自分がやるべきことをやった。「やり切ったな」という思いはあるけど、ボクシング人生をやり切って「ここで引退します」という気持ちでは別にない。
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