日本製鉄瀬戸内など3チーム準決勝へ JABA九州大会4強出そろう

2025/05/11 21:42 

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 社会人野球の第77回JABA九州大会は11日、北九州市民球場などでリーグ戦6試合があり、日本製鉄瀬戸内、三菱重工West、日本通運が準決勝に進んだ。既に準決勝進出を決めている王子を含めて4強が出そろった。

 A組の日本製鉄瀬戸内は六回に一挙5得点を奪い、エナジックを7―2で降した。Honda熊本はエイジェックに7―3で快勝した。B組はENEOSが宮崎梅田学園に4―1で勝利した。

 C組は、三菱重工Westが15安打を放ってJR九州に8―0で七回コールド勝ち。沖縄電力は東京ガスとの接戦を7―5で制した。D組で2勝同士の対決は、日本通運が東海理化に8―1の七回コールドで快勝した。

 12日の準決勝は、日本通運―三菱重工West、王子―日本製鉄瀬戸内の組み合わせに決まった。決勝も12日に北九州市民球場で行う。【角田直哉】

 ◇東京ガス・飯森太慈選手

 <試合に敗れて敗退が決まったが、飯森選手は2安打2盗塁と積極性が光った>

 東京ガスの外野陣がすごいので、自分はアピールするしかない立場です。積極的にプレーしていかないといけないので、それが出たのかなと思っています。

 <新人ながら九州大会では全3試合に先発出場した>

 バッティングはだいぶ感覚も変わってきています。若い選手をどんどん使ってもらって本当にありがたい。チャンスをもらえているっていうのは自分の中ですごくいろいろな経験になる。感覚的にもいろんな部分でプラスになっているかなと思います。

 <都市対抗予選など厳しい戦いが待っている>

 とにかく先輩たちがすごすぎるので。本当に社会人トップの集まり。あれで「トップには届かない」という人がいたら逆に困ります(笑い)。

 まだ自分は経験させてもらえる立場だと思うので、先輩に助けてもらいながら、自分ができることを探していきたいと思います。

 (明治)大学の時に日本一になって、日本一がどれだけ幸せなことかを学んだ。それをもう一回、社会人野球の舞台でも経験してみたいです。

毎日新聞

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