核のごみ文献調査、常陸大宮市長「懸念ほぼ解消」 30日にも判断

2026/09/29 19:15 

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 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の選定を巡り、政府から文献調査の申し入れを受けていた茨城県常陸大宮市の鈴木定幸市長は29日、東京・霞が関の経済産業省で赤沢亮正経産相と面会した。面会後、鈴木氏は記者団に「まずは一晩寝たい。考えが変わらなければ、そのタイミングでお知らせしたい」と述べ、早ければ30日にも受け入れの判断を表明する考えを示した。

 文献調査は、3段階ある選定過程の第1段階。この日の面会で、鈴木氏は赤沢氏に、調査の受け入れが処分場の誘致に直結するのではないかという懸念や、地元産業への風評被害に対する不安、政府側による市民への説明の必要性などを伝えた。

 これに対して、赤沢氏は「しっかり対応させていただくことをお約束したい」と述べた。さらに、調査は処分場の選定に直結するものではないと指摘。風評被害が生じないよう正しい情報を広く発信し、住民に丁寧な説明を継続的にしていくと応じた。

 面会後、鈴木氏は記者団に「想像以上に丁寧に詳細に回答していただいた。(懸念事項は)ほぼ解消されている」と調査の受け入れに前向きな姿勢を見せた。近く記者会見を開くという。

 文献調査を巡っては、経産省が8月31日に常陸大宮市に申し入れた。その後、鈴木氏は今月18日の市議会で「改めて国の考え方を確認すべきだ」と述べ、受け入れの可否の判断を先送りしていた。【佐久間一輝】

毎日新聞

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