文科省、猛毒で院生死亡の北大に是正指導 「安全管理徹底を」

2026/09/11 14:50 

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 北海道大理学部で大学院生が猛毒を浴びて死亡した事故で、松本洋平文部科学相は11日、北大に対し、再発防止策を講じるよう指導したことを明らかにした。北大の毒物の安全管理が不十分だったとして、札幌市が指導した点についても是正を求めた。文科省の指導は3日付。

 大学院生は8月27日に毒劇物取締法の毒物に指定されている「フッ化水素酸」をかぶり死亡。札幌市が翌28日に立ち入り検査し、毒物と劇物の専用保管庫の鍵の管理簿が存在せず、学生らが自由に鍵を出し入れできる状態だったことなどが確認された。市は毒劇物取締法に違反していたとして、9月2日付で北大に行政指導をした。

 文科省はこれを受け、3日、是正と、実効性のある再発防止策を講じることを求めて北大に指導を行った。また10日付で、全国の大学などに対して、毒物や劇物の適切な管理や法令順守の徹底を求める通知を出した。

 松本氏は11日の閣議後記者会見で「毒物及び劇物は、法令に基づく適切な保管管理や記録の整備が求められている。大学における安全管理の一層の徹底を図りたい」と話した。【竹内麻子】

毎日新聞

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