大津・保護司殺害 課題の安全対策に進展 制度と現場両方で取り組み
2024年5月に大津市の民家で保護司の新庄博志さん(当時60歳)を殺害したとして、殺人と公務執行妨害罪、銃刀法違反に問われた大津市の飯塚紘平被告(36)は17日、大津地裁(谷口真紀裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で、起訴内容を認めた。「守護神様の声に従ってやりました」と述べた。弁護側は「行動制御能力が著しく欠けていた」として刑事責任能力を争う方針を示した。
初公判に臨んだ飯塚紘平被告は上下黒のスーツに青いネクタイ姿で法廷に現れた。名前や生年月日を尋ねる質問には、はっきりとした口調で応答。ただ、マスクを装着しており、表情の変化はうかがえなかった。
ボランティアの立場で罪を犯した人たちの更生を支える保護司が殺害された事件は、保護司の安全対策に課題があることを浮き彫りにした。
法務省によると、保護司が狙われた事件は過去にもあったが、保護観察対象者らに伴走する保護司にとって相手と顔を合わせることは不可欠で、安全対策が本格的に議論されることにはつながってこなかったという。
しかし、大津の事件では、現役の保護司が職務の最中に殺害されたとみられ、前例のない悲劇だった。事件当時、折しも担い手不足が深刻化していた保護司制度の見直しが国の有識者検討会で議論されており、保護司の安全確保も取り上げられることになった。
検討会の報告を受けて政府は保護司法改正案を国会に提出。25年12月に成立した改正保護司法は、保護司が安全に職務を遂行できるよう保護観察対象者らと面接するのに適した場所の確保を国の責務と明記した。
現場でも安全対策が進められており、保護司とともに更生支援に当たる国の保護観察官が保護観察対象者らと面接して事前評価したり、複数の保護司で対象者を担当したりする取り組みが広がっているという。【二村祐士朗】
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