東海、関東甲信で線状降水帯発生の恐れ 台風15号

2025/09/05 12:46 

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 和歌山県北部に上陸した台風15号は5日夜にかけ、東日本の太平洋側を東に進む見込みとなっている。気象庁によると、5日夕から夜にかけて東海や関東甲信で線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる恐れがある。

 線状降水帯は、岐阜、静岡、愛知、三重の4県では5日夕方にかけて発生する恐れがある。茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、長野の6県と東京地方(23区と多摩)、伊豆諸島では5日夜のはじめごろにかけて発生する恐れがある。

 6日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、関東甲信200ミリ、東海150ミリ、東北80ミリ。台風から離れた地域でも、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降る恐れがある。

 台風15号は、6日朝には関東の東で温帯低気圧に変わる見込み。【松山文音】

毎日新聞

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