「ギャンブルに使った」 6200万円着服 JA福岡市職員を懲戒解雇

2025/07/02 18:43 

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 JA福岡市は金武支店(同市西区)に勤務していた40代の男性職員が複数の利用者から現金計約6200万円を着服したとして懲戒解雇したと明らかにした。懲戒解雇は6月27日付。職員は「ギャンブルに使った」と説明しているという。

 JA福岡市によると、4月に職員から申し出があり発覚した。2021年以降、顧客の税金納付と偽って現金を預かるなどの手口で着服を繰り返した。県警への告訴・告発を検討している。

 調査などのため組合の決算が遅れており、総代会開催や出資配当金の支払いなども遅れる見通し。組合員には1日までに通知した。

 JA福岡市は「当組合の信頼を損ねることとなり、誠に申し訳なく深くおわび申し上げます」などとコメントした。【平川昌範】

毎日新聞

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