井村屋、あずきバー2500本配布 発売50年超、販売数最多 三重

2025/06/28 19:33 

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 津市の食品メーカー「井村屋」が28日、三重、東京、大阪、名古屋の4会場で、発売から50年以上を誇る看板商品のアイス「あずきバー」の無料配布イベントを実施した。

 日本記念日協会が認定した毎月1日の「あずきの日」に合わせ、同社は本格的な夏が始まる7月1日を「井村屋あずきバーの日」と設定。無料配布はそれに先駆けた毎年恒例のイベントだ。

 三重ではショッピングセンター「イオンモール津南」に特設会場が設けられ、計2500本が3回に分けて配布。事前に整理券を手に入れた買い物客に冨永治郎副社長があずきバーを1本ずつ手渡した。

 歯が生え変わる時期だという三重県亀山市立亀山東小1年の川村峻矢さん(7)は「前歯がなくて食べにくいけどおいしい」と話し、苦戦しつつほお張っていた。

 同社によると、あずきバーシリーズの年間販売本数は2024年度に3億2900万本を突破し、過去最高を記録した。【下村恵美】

毎日新聞

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